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【体験会レポート】エレキソルトでおいしく減塩レシピ体験会 〜藤井恵さんの「麻婆豆腐」~


2025/3/6
2024年6月29日(土)に開催されたエレキソルト スプーンの発売記念イベント「エレキソルトでおいしく減塩レシピ体験会」。新大久保のフードラボ「Kimchi, Durian, Cardamom,,,」に集まった30名近い参加者が、料理研究家である藤井恵さんの減塩レシピの料理デモとエレキソルト スプーンの体験を楽しみました。


減塩料理をおいしくするコツはうま味と香り


料理研究家の藤井恵さんが教えてくれたメニューは、食材選びから盛り付けまで、シンプルに楽しく料理できる「麻婆豆腐」と、「ねぎと卵のとろみスープ」の2品です。藤井さんご自身も3、4年ほど前から日常に減塩の食事を取り入れ、新たなおいしさの表現を目指して減塩レシピの研究を重ねる減塩ライフの実践者。塩分が控えめでも満足度の高い麻婆豆腐を教えてくれました。

減塩レシピの基本は、食材のうま味をじっくりと引き出していくこと。素材のうま味が引き立つと、塩分が含まれた市販のだしやスープの素を使わずに、味わい深い料理をつくることができます。今回の減塩レシピでは、干ししいたけと乾燥小えびを細かく粉砕し混ぜ合わせただけの粉だし(作り方:おすすめレシピのページでご紹介しています)と、じっくり炒めた赤唐辛子を使いました。にんにく、しょうが、万能ねぎなど、香りや風味を立たせる香味野菜も減塩レシピに欠かせない存在です。また火を通す食材は、下ごしらえのプロセスが大切。ひき肉は事前におろししょうがと酒をまんべんなく混ぜておくなど、食材からうま味を引き出す工夫が減塩料理をおいしくしていくことを、藤井さんは料理デモを通して繰り返し伝えてくれました。


仕上げのポイントはとろみ


麻婆豆腐では、全体の味を引き締める酸味の隠し味として酢を入れました。また、最後の調理工程で加えた水溶き片栗粉も、減塩料理をおいしくするとろみという仕上げのポイント。とろみは減塩料理を味わい深く感じさせる力強い味方です。

麻婆豆腐で教えてもらった減塩レシピのポイントは、ほかの料理でも応用できるものばかり。2品目の「ねぎと卵のとろみスープ」でも、干ししいたけと乾燥小えびの粉だしや香味野菜の万能ねぎを使ったうえで、最後にとろみをつけました。

完成した料理をお気に入りの器に盛り付け、見た目の満足感を上げる工夫も、「減塩ライフを楽しむ大切な要素」だと藤井さん。麻婆豆腐とスープ、そして小さめの茶碗に白米も盛り付けました。

<エレキソルトに合う減塩料理、調理のポイント>
●うま味・・・素材やだしのうま味を活用。
●油脂分・・・油脂分がある方がおすすめ。
●とろみ・・・舌の上に料理が滞留する時間が長いほうが効果的。


家族みんなで楽しく減塩ライフ


完成した麻婆豆腐の塩分相当量は1.2g、スープの塩分相当量は0.4g(それぞれ1人前あたり)。それでも素材のうま味をしっかりと引き出した、味わい深い仕上がりになりました。工夫を楽しみながら実践する減塩ライフについて、藤井さんはこう話しました。

「エレキソルト スプーンを使うと、薄味の物足りなさがなくなり食事の楽しみが増えると思います。また最初は塩分を一気に減らすのではなく、少しずつ減らしていくのがおすすめです。そうすると家族みんなを巻き込みやすいんです。みんなで同じものを食べながら減塩の料理を適塩と感じられるようになり、より長い人生を楽しめるのではと思います※1

※1:弊社から藤井さんに依頼をし、いただいたコメントを編集して掲載しています。


最後はエレキソルト スプーンを使った試食の時間です。
「口に入れたときのうま味の広がり方がすごい※2※3」と、だしや素材のおいしさに驚くご参加者、「日本食の基本であるだしやうま味の大切さをあらためて知ることができてよかった※2※3」と減塩レシピのコツをメモするご参加者。じっくりと味の変化を体感し※3、みんなでその感想を伝え合うなど、エレキソルト スプーンを使ったおいしい減塩ライフへの期待が感じられる体験会となりました。

※2:今回の体験会でお客様からいただいたコメントの中から、嬉しい声を抜粋・編集して掲載しています。
※3:体感には個人差があります。また、料理によっても感じ方が異なる場合があります。