ABOUT

エレキソルトについて

食べたいものを、ずっと楽しんでほしいから。
どんな時も、おいしさを
思いっきり味わってほしいから。

減塩生活を新しく変える、エレキソルト。

それは、微弱な電気のチカラで、
塩味やうま味を引き出していく食器型デバイス。
使うことで、味わいにふくらみを感じられます

おいしさと健康を、いっしょにかなえる。
それ以上に、食べたい人にも、食べてほしい人にも、
一食一食が楽しみになる毎日を。
おいしいを支えてきたキリンから、
誰にとっても、うれしいミライを創っていきます。

食べたいものを、
ずっと楽しんでほしいから。
減塩生活を新しく変える、
エレキソルト。

それは、微弱な電気のチカラで、
塩味やうま味を引き出していく
食器型デバイス。

食べたい人にも、食べてほしい人にも、
一食一食が楽しみになる毎日を。
おいしいを支えてきたキリンから、
誰にとっても、うれしいミライを
創っていきます。

※体感には個人差があります。
また、料理によっても感じ方が異なる場合があります。

塩味を感じる仕組み

エレキソルトの塩味を増強する仕組みは、様々ありますが、その中の一つにイオンと呼ばれる味の成分の動きをコントロールさせるというものがあります。
通常の食事(エレキソルトを使用しない食事)の場合、塩味の基となるナトリウムイオン(Na +)は口内で分散しており、舌で味として知覚されないものもあります。(図1参照)
エレキソルトは、この分散してしまいがちなナトリウムイオンを、食品を介して微弱な電流を舌周辺に流すことにより、舌の方に引き寄せます。これにより、塩味が強くなったように錯覚を起こすことができるのです。(図2参照)

※体感には個人差があります。
また、料理によっても感じ方が異なる場合があります。

商品開発に至るまで

〜開発者の思い〜

エレキソルト開発者
キリンホールディングス株式会社 佐藤愛

私は、以前仕事で病院にお伺いすることが多く、病院の先生方と雑談がてらお話しする機会がありました。ある日、1人の先生が「患者さんに食事療法をなかなか続けてもらえない」と仰っていたんです。一方、患者さんにお話を伺うと、「大切なのはわかるけど、辛くて続けられない」と仰っていました。
もともと、日本を含むアジア圏は、食塩を多くとりがちな食文化にあるので、いきなり食塩量を大きく減少させた食事にすると物足りなさを感じてしまいやすいのかもしれません。

私も、どのような食生活となるのか実際に体感してみようと、試しに3ヶ月ほど減塩生活を送ってみたんです。
最初は意外とおいしいと感じたのですが、次第に食欲がなくなり、体重も減り始め、ついには5kgも体重が落ちてしまいました。食事をいきなり変えるのは難しいと思いましたね。
この体験がきっかけとなり、明治大学とタッグを組み、“食事をより楽しんでいただく”ことをパーパスとした研究が始まりました。

実は、エレキソルトで活用している電気味覚と呼ばれる現象は、200年以上前から知られているんです。この現象を用いた技術(人体に影響しないごく微弱な電流を用いて疑似的に食品の味わいを変化させる技術)の研究を経て、この技術を搭載した機器の開発に成功しました。
完成に至るまでは、様々な実験機で挑戦しましたが、なかなか実用となると課題が多く、困難を極めました。
今回発売に至った、スプーン型のエレキソルトは、いつものスプーンを替えるだけ、というストレスなく食習慣に取り込める機器です。

食生活をより豊かなものにするために、減塩の開始や継続にハードルを抱えていらっしゃる方はもちろん、いろいろな方に食事を楽しむツールとしてエレキソルトを使っていただけたらと思っています。